24日の香港市場で、ハンセン指数は続落して始まった。欧州での新型コロナウイルス感染の再拡大が警戒されている。感染力の強いコロナ変異株の新規感染が増えれば経済活動の正常化が遅れるとの見方から、リスク回避の売りが先行した。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.55%安の28340.68ポイントで推移している。個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)が大幅に下落。米原油先物相場の下落を受け、石油株のCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)が軒並み安となった。一方、医薬品株の薬明生物技術(
02269)、ハイテク株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)、テンセント(
00700)が買われている。