CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、香港を代表するコングロマリット、長江和記実業(
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2020年12月本決算に関して、下半期の業績は上半期を上回ったが、一過性の項目を除いた経常利益は120億HKドルと前回予想をやや下回ったとした。また、小売業は好調だった一方、エネルギー事業は不振だったと指摘したほか、通信用鉄塔事業の売却が完了後、通信業界での合併や買収、自社株買いの機会が増えたとした。
長江和記実業の株価は日本時間午後3時31分現在、前営業日比4.39%高の63HKドルで推移している。