2021-03-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に上げ、29000ポイント回復
週明け22日の香港市場で、ハンセン指数は安く寄り付いたものの、上げに転じた。朝方は、米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行の資本規制の緩和措置終了を発表し、19日のNY市場で金融株が売られたことを受けた売りが先行。しかし、前週末に心理的節目の29000ポイントを割り込んだとあって自律的反発を見込む買いが入り、相場を押し上げた。
指数は日本時間午前10時45分現在、前営業日比0.39%高の29104.57ポイントで推移している。個別では、大型金融株のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、中国平安保険(
02318)が下げ、相場の重荷となっている。電動工具メーカーの創科実業(
00669)、医薬品株の石薬集団(
01093)も売られた。半面、ハイテク株の小米集団(
01810)とテンセント(
00700)、香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)と新世界発展(
00017)が買われている。石油株のシノペック(
00386)、CNOOC(
00883)も高い。