2021-03-17 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:3日ぶり小幅反落、プラス圏浮上も勢い続かず
17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに小幅に反落。前場終値は前日比0.09%安の29000.18ポイントだった。中国企業指数は0.15%高の11346.34ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で819億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった後、ほどなく心理的節目の29000ポイントを回復し、プラス圏に浮上した。景気回復見通しを受けて景気循環株に買いが入る一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米中外交トップ会談を前に様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。指数は再びマイナス圏に沈んだが、かろうじて節目を守って前場の取引を終えた。
個別では、シノペック(
00386)や万洲国際(
00288)、阿里健康(
00241)などの下落が目立つ半面、中国蒙牛乳業(
02319)や銀河娯楽(
00027)、バドワイザーAPAC(
01876)などが買われた。2021年1−3月期の純利益が前年同期に比べ最大3.1倍となる見通しを明らかにした中興通訊(
00763)は9%超上昇した。