2021-03-17 |
香港/企業動向/食品・飲料 |
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中国雨潤食品集団、20年12月本決算は赤字縮小の見通し
中国の食肉加工大手、中国雨潤食品集団(
01068)は16日大引け後、2020年12月本決算で純損失が最大で21億HKドルになり、2019年12月本決算時の39億HKドルの純損失から大幅な赤字縮小となる見通しであることを明らかにした。過去数年間に固定資産の減損処理を進めたことで、20年の減損損失が32億HKドルにとどまり、業績の改善につながった。ただ、昨年は豚肉価格の大幅上昇が響いて豚肉消費の需要がやや縮小したため販売量と粗利益が減少し、減損損失の圧縮による業績改善を一部損なう結果となった。
中国雨潤食品集団の株価は日本時間午前11時24分現在、前日比2.02%安の0.97HKドルで推移している。