2021-03-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、方向感欠く 酒造株に買い戻し
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.24%高の3428.08ポイントだった。深セン成分指数も0.40%高の13574.34ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5893億6000万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。前日に下げが目立った銘柄の買い戻しが相場を支えている。特段の新たな買い材料に乏しい一方、心理的節目の3400ポイントが下値のめどとして意識され、積極的に売り込む動きは限られた。
セクター別では、環境関連やメディア、酒造が上げる半面、鉄鋼、非鉄金属、エネルギーが下げている。
上海B株指数は0.01%安の244.80ポイント、深センB株指数は0.19%安の1108.54ポイントとともに続落した。