中国国際金融(CICC)は最新リポートで、中国のスマホ大手、小米集団(
01810)の投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を34HKドルにそれぞれ維持した。『信報』が15日伝えた。
CICCは小米集団が発表した最大100億HKドルに上る自社株買い計画について、5GやAIとモノのインターネット(IoT)を組み合わせたAIoTなどの戦略に対する自信が示されているとの見方を示した。また、マイナスの影響はすでに織り込まれている一方、24日には2020年12月本決算の発表が控えており、新製品の発売などもあり、株価の見通しは明るいとした。これを踏まえ、2021年の純利益は前年比52.5%増の178億6800万元に上ると予想した。
小米集団の株価は日本時間午後4時6分現在、前営業日比7.47%高の24.45HKドルで推移している。