2021-03-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落、人民元安で資金流出を懸念
9日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。金利の先高観がくすぶる上、人民元相場の下落を受けた資金の流出が警戒されたもよう。きょうの人民元相場の基準値は、1米ドル=6.5338元と今年1月4日以来の元安/ドル高水準に設定された。
指数は日本時間午前10時46分現在、前日比1.05%安の3385.50ポイントで推移している。セクター別では、石油と貴金属、造船が全面安のほか、電力、非鉄金属が大きく売られている。一方、港湾・海運と空運、銀行が逆行高。