2021-03-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落も下げ幅縮小、証券株は全面高
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.34%安の3491.69ポイントだった。深セン成分指数も0.11%安の14399.51ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5709億7000万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3500ポイントを下回って寄り付くと、序盤は軟調に推移した。米長期金利の上昇を受けて前日のNY市場が下落したことが嫌気されたほか、割高感の強い銘柄やここ最近上昇していた銘柄を中心に売りが広がった。ただ、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)がきょう開幕し、政策支援期待などから徐々に下げ幅を縮小すると、一時プラス圏に浮上する場面もみられた。セクター別では、鉄鋼、非鉄金属、航空・空港運営などが売られる半面、証券が全面高。酒造、石油、自動車なども買われた。
上海B株指数は0.61%安の244.49ポイント、深センB株指数は0.21%高の1114.73ポイントだった。