2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.66%安の29258.63ポイントだった。中国企業指数は0.10%安の11442.41ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1410億4000万HKドル。
ハンセン指数は、前日の米株高を好感して序盤は高く推移したものの、マイナス圏に沈むと、下げ幅を拡大した。香港政府の陳茂波・財政司司長(財務長官)が株式の取引に課す印紙税の税率について、一段の引き上げの可能性を排除しないとの見方を示したことが嫌気された。
個別では、CNOOC(
00883)やシノペック(
00386)が売られたほか、銀河娯楽(
00027)やHSBC(
00005)の下落も目立った。半面、ハンセン指数の改革結果が公表されたことを受け、指数への採用期待から快手科技(
01024)や京東健康(
06618)が買われた。