2021-03-01 |
香港/業界動向/証券 |
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ハンセン指数改革、銘柄数を100銘柄に拡大へ
指数の算出・運営を行うハンセン・インデックシズ社は1日、ハンセン指数の改革結果を発表し、ハンセン指数の構成銘柄数を22年半ばまでに銘柄数を80銘柄に増やし、最終的に100銘柄で固定する方針を示した。昨年12月に発表した当初案では65−80銘柄に増やすとしていた。なお、ハンセン指数の構成銘柄は現在52銘柄で、3月15日から55銘柄に増えることになっている。
今回の主な変更点は次の通り。次回5月の指数入れ替え発表のタイミングで適用を開始する(発効は6月)。
【1】銘柄数を22年半ばまでに80銘柄に拡大、最終的に100銘柄で固定する。
【2】7つの業種カテゴリーから銘柄を選択。カテゴリーごとに時価総額カバー率は50%以上を目指す。業種カテゴリーの構成は少なくとも2年に1回は見直しを行う。
【3】上場から指数採用までの期間を3カ月に短縮する。
【4】香港企業を20−25銘柄残す。指数内の香港銘柄の数については少なくとも2年に1回は見直す。
【5】指数ウエートの上限をセカンダリー上場銘柄や加重議決権銘柄を含めてすべて8%に統一する。中国企業指数にも同様に適用する。