2021-02-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、3600ポイントを回復 金融・不動産に買い
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比1.07%高の3602.28ポイントだった。深セン成分指数も0.77%高の14985.48ポイントと4日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5790億7500万元だった。
上海総合指数は、前日に割り込んでいた心理的節目の3600ポイントを回復して前場の取引を終えた。前日終値は8日以来ほぼ2週間ぶりの安値だっただけに、買い戻しが先行。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を5日に控え、政策期待も高まった。中国指導部が陸運と空運、水運を一体的に整備する「国家総合立体交通網計画綱要」を公表したと伝わった。
セクター別では、保険と高速道路が軒並み高のほか、不動産、建設、鉄鋼、銀行、証券が買われている。一方、農業・水産、文化・メディア、化学、ソフトウエアが売られている。
上海B株指数は0.01%高の245.98ポイントと小幅に反発。深センB株指数は1.10%高の1111.61ポイントと4日ぶりに反発した。