2021-02-24 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続落で3600ポイント割れ、酒造株売られる
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.55%安の3579.95ポイントだった。深セン成分指数も1.86%安の14959.13ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6448億6200万元だった。
上海総合指数は小幅高で寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んでもみ合ったが、マイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大した。新型コロナウイルスワクチンの普及を背景に経済活動正常化への期待は根強いが、新たな買い材料に乏しく、割高感の強い銘柄を中心に売りが広がり、指数は心理的節目の3600ポイントを下回った。セクター別では、酒造、非鉄金属、鉄鋼、石油などが売られた半面、観光・ホテル、空港運営などが買われた。
上海B株指数は0.15%高の248.37ポイント、深センB株指数は0.86%安の1111.70ポイントだった。