24日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日、上院銀行委員会の公聴会で金融緩和を続ける考えを改めて強調し、買い安心感につながった。米国や中国が経済対策を打ち出し、新型コロナウイルスのワクチン普及が世界経済の正常化を支えるとの期待は根強い。
指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.27%高の30714.15ポイントで推移している。個別では、医薬品株の中国生物製薬(
01177)が前日に続き大幅高。カジノ株の銀河娯楽(
00027)、香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)、石油株のペトロチャイナ(
00857)も上げた。半面、国際金融銘柄のAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)が下げている。