2021-02-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:8日ぶり反落で31000ポイント割れ、利益確定売りで
18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は8営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.16%安の30723.83ポイントだった。中国企業指数は1.01%安の12105.01ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1729億5000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくマイナス圏に沈むと、心理的節目の31000ポイントを割り、下げ幅を拡大した。新型コロナウイルスのワクチン接種の拡大や主要国の金融緩和の継続を背景に経済活動への正常化期待は根強いが、指数は前日まで7営業日続伸し、終値ベースで約2年8カ月ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定の売りが広がった。
個別では、九龍倉置業地産(
01997)や瑞声科技(
02018)、AIAグループ(
01299)が4%超下げたほか、美団(
03690)やペトロチャイナ(
00857)も売られた。半面、チャイナ・ユニコム(
00762)やチャイナ・モバイル(
00941)が買われた。