2021-02-16 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】堅調か、世界的な株高や新型コロナの新規感染者減少で
春節(旧正月)が明けて最初の取引となる16日の香港市場は、世界的な株高を受けて堅調に推移するか。前日の米国市場はプレジデンツデーで休場だったが、日本や欧州市場は総じて好調。前週末12日のNY市場でダウ平均は小幅に反発して終了し、再び終値での史上最高値を更新した。3連休前の週末の取引で利益確定売りが上値を抑えたものの、ワクチン普及による経済活動の早期再開期待が続いた。
一方、香港では厳格な防疫対策の効果もあって新型コロナウイルスの新規感染者数が1桁まで減少しており、経済活動の正常化への期待が相場を押し上げる要因となりそうだ。なお、中国本土市場はあす17日まで休場のため、本土投資家が相互取引制度を通じて香港株を売買する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)の再開は18日からとなる。