9日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日のNY市場で主要な3株価指数がそろって史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、米国の追加経済対策が早期に成立して景気回復を後押しすると期待する買いが先行。原油先物相場の続伸を受けた関連銘柄の上昇も相場を支えている。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.21%高の29382.41ポイントで推移している。個別では、時価総額が大きいAIAグループ(
01299)やテンセント(
00700)が買われ、相場の上昇を主導。石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)、繊維株の申洲国際集団(
02313)も上げている。半面、不動産デベロッパーの恒基兆業地産(
00012)と中国海外発展(
00688)、電動工具大手の創科実業(
00669)が売られている。