2021-02-05 |
香港/投資判断/電子・IT |
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快手科技のカバレッジを「買い」で開始、22年に黒字転換と予想=国信証券
国信証券は先週発表したリポートで、短編動画プラットフォームの運営会社、快手科技(
01024)のカバレッジを開始し、投資判断を「買い」に設定した。中国本土において短編動画は有望な分野であり、快手科技は業界大手として、ライブストリーミング業務以外にも広告、ライブコマースなどを手掛けており、広告業務は短期間で急成長が期待できるほか、ライブコマースについても流通取引総額(GMV)の長期的な成長余地は大きいと指摘。2020−22年の全体の売上高はそれぞれ52%、39%、42%に達すると予想した。『AAストックス』が5日伝えた。
業務別では、ライブストリーミングはすでに安定成長期に入っており、2020−23年の売上高の年平均成長率は5%にとどまる一方、広告は58%、ライブコマースは80%にそれぞれ達すると予想した。一方、2020−21年はそれぞれ1042億1900万元、79億3600万元の赤字を計上する一方、2022年に86億6500万元の黒字に転換し、2023年の純利益は222億7900万元に上ると予想した。
快手科技の株価は日本時間午前11時17分現在、公開価格比174.43%高の315.60HKドルで推移している。