中国の医薬品メーカー、中国生物製薬(
01177)は3日大引け後、新たにA株を発行し、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」に上場する方針を同日の取締役会で決めたと発表した。実施は市況を考慮して最終決定するほか、株主総会での承認や監督管理機関の認可が必要となる。現時点で計画は確定しておらず、A株発行について当局に申請していない。
A株の発行規模の上限は増資後発行済み株式総数の10%。中国の法令に従い、A株発行数の最大15%相当のオーバーアロットメントオプションを与える可能性がある。調達資金は事業成長や買収・合併(M&A)などに投じる見通し。
中国生物製薬の3日終値は前日比変わらずの7.61HKドル。