2021-02-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、アリババ集団が大幅安
3日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前日に心理的節目の29000ポイントを回復し、約1週間ぶり高値を付けただけに、利益確定売りが重荷となっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.40%安の29132.39ポイントで推移。個別では、中国ネット通販最大手のアリババ集団(
09988)が大幅安。前日大引け後に発表した2020年10−12月期決算は市場予想を上回ったものの、張勇会長が業績説明会で傘下金融会社、アントグループの事業の先行きと上場計画の再開について「重大な不確実性がある」との見方を示したことが嫌気されている。第三者割当増資を発表した医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)も安い。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)やネット関連株の美団(
03690)、テンセント(
00700)が買われている。