バイオ医薬品の開発受託会社、薬明生物技術(
02269)は3日朝方、第三者割当増資で132億1600万HKドルを調達することで幹事会社と契約したと発表した。6者以上を対象に1億1800万株(増資後発行済み株式総数の2.80%)を割り当てる。発行価格は1株当たり112HKドルで、2日終値(120.40HKドル)を6.98%下回る水準。
正味調達額は131億2100万HKドルに上る見通しで、40%を原薬・製剤の生産設備の買収に、40%を複数の技術プラットフォームの大型生産設備の建設に、10%をmRNA(メッセンジャーRNA)関連技術への投資に、10%を運転資金にそれぞれ投入する計画。
薬明生物技術の2日終値は前日比3.88%高の120.40HKドル。