JPモルガンは最新リポートで、テンセント(
00700)の投資判断を「オーバーウエート」に据え置き、目標株価をこれまでの655HKドルから850HKドルに引き上げた。広告収入とポートフォリオ事業の強化による製品の収益化から恩恵を受けると評価した。『AAストックス』が1日伝えた。
動画・画像投稿機能の「WeChatチャネル」の導入成功は、WeChatの長期的な収益化の見通しに役立つと評価。JPモルガンは、2024年にテンセントの純利益率が40%、予想PER25倍と想定すると、「WeChatチャネル」はテンセントに1100億米ドルの付加価値をもたらす可能性があると試算した。
また、テンセントが快手科技(
01024)の株式を20%保有しているため、IPOが主要なカタリスト(触媒)になるとした。
テンセントの株価は日本時間午後4時55分現在、前営業日比4.62%高の713HKドルで推移している。