2021-02-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり小反発、買い戻しも上値重い PMI予想下振れが重荷
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに小反発。前場終値は前営業日比0.10%高の3486.46ポイントだった。深セン成分指数は0.82%高の14943.73ポイントと3営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5383億3200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。前週末に続落し、心理的節目の3500ポイントを割り込んだ後とあって買い戻しが入りやすい状況にあるほか、短期金利の低下を受けて資金ひっ迫懸念がやや後退した。一方、1月31日ときょう発表された官民の1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がともに前月から下落し、市場コンセンサス予想を下回ったことが重荷となった。
セクター別では、化学肥料、化学繊維、医療、製紙が高い。半面、航空・空港運営、保険の一角が売られている。
上海B株指数は1.58%安の240.20ポイント、深センB株指数は0.10%高の1067.89ポイントだった。