2021-01-28 |
香港/業界動向/証券 |
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「北水」流入でアウトパフォーム、テンセントや美団など19銘柄=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、相互取引制度を通じた中国本土市場からの資金「北水」の流入が続いており、香港市場を押し上げる原動力になっていると指摘。今年に入ってからの買い越し額はすでに2700億HKドルに達しているとした。『香港経済日報』が28日伝えた。
一方、「北水」の流入は今後も高水準の状態が続くとし、19銘柄のアウトパフォームを予想した。具体的には、テンセント(
00700)、美団(
03690)、思摩爾国際(
06969)、安踏体育用品(
02020)、舜宇光学科技(
02382)、華潤ビール(
00291)、中国人寿保険(
02628)、キングソフト(
03888)、長城汽車(
02333)、保利協キン能源(
03800)、微盟集団(
02013)、閲文集団(
00772)、波司登国際(
03998)、新華人寿保険(
01336)、広州汽車集団(
02238)、呷哺呷哺餐飲(
00520)、福寿園国際(
01448)、中興通訊(
00763)、中国中車(
01766)の19銘柄。
ゴールドマンは「北水」の流入が活発になっている原因について、A株とH株の価格差に加え、「国家隊」と呼ばれる中国政府系資金が米国の制裁対象となっている企業の株式を購入していることなどを挙げている。