2021-01-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、方向感欠く 酒造・非鉄金属株に売り
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.03%安の3568.40ポイントだった。深セン成分指数も0.08%安の15340.21ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5893億6000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい相場となった。心理的節目の3600ポイントを意識した売りが出る一方、前日終値は19日以来1週間ぶりの安値だっただけに、下値は堅い。中国人民銀行(中央銀行)の易綱行長が26日、世界経済フォーラムのオンライン会合で、金融政策で経済を支え続けると表明し、投資家心理の支えとなったもよう。
セクター別では、酒造や貴金属、非鉄金属が下げた半面、メディア、通信、銀行が上げた。
上海B株指数は0.48%高の247.00ポイントと4営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.49%高の1077.30ポイントと反発した。