2021-01-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:6日ぶり反落、一時30000ポイント突破も利益確定売りが重し
21日の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反落。終値は前日比0.12%安の29927.76ポイントだった。中国企業指数は0.50%安の11889.45ポイント。メインボードの売買代金は概算で2649億HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んでもみ合ったが、後場はマイナス圏での推移が目立った。米国でバイデン氏が大統領に就任したことを受け、米中関係の改善期待などから指数は心理的節目の30000ポイントを突破し、一時30135.50ポイントまで上昇した。ただ、前日まで5営業日続伸した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなり、指数は30000ポイントを下回ってきょうの取引を終えた。
ハンセン指数構成銘柄では、小米集団(
01810)や中国海外発展(
00688)、アリババ集団(
09988)が売られた半面、HSBC(
00005)が2%超上昇して一定の支えとなった。中国生物製薬(
01177)や恒隆地産(
00101)も買われた。
ハンセンテック指数構成銘柄では、SMIC(
00981)や同程芸龍(
00780)の下落が目立った半面、JDドット・コム(
09618)が上場来高値を更新。ネットイース(
09999)も買われた。