中国の携帯端末部品メーカー、Qテクノロジー(
01478)は15日大引け後、2020年12月本決算で純利益が前年同期比40−60%増えたようだと発表した。前年の純利益は5億4200万元だった。
新型コロナウイルスと国際貿易紛争の影響で世界のスマートフォン販売台数が前年を下回ったものの、同社では数年かけて進めてきた製品構成の見直しが奏功してカメラモジュール平均販売価格が前年比で大幅に上昇し、堅調な増収につながった。カメラモジュール製品構成の最適化が同製品事業の付加価値を押し上げた。また、生産自動化の高度化が人件費や減価償却費などのコストの最適化に貢献し、カメラモジュール事業の粗利益率が前年から大幅に上昇した。
Qテクノロジーの15日終値は前日比3.04%安の13.38HKドル。