2021-01-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり小反落、利益確定売りが重荷 石油株に買い
13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに小反落。前場終値は前日比0.03%安の28268.80ポイントだった。中国企業指数は0.16%安の11199.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1121億1000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いたものの、28400ポイント付近での上値の重さが目立ち、中盤以降は前日終値を挟んでもみ合った。世界的な低金利環境の継続見通しなどを受けた先高観が相場を支える半面、指数がほぼ1年ぶりの高値圏で推移しているだけに短期的な相場過熱感から利益確定売りが重荷となった。
個別では、医薬品メーカーの中国生物製薬(
01177)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が安い。本土不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)、華潤置地(
01109)や大型金融株のAIAグループ(
01299)、中国工商銀行(
01398)、HSBC(
00005)が売られた。半面、原油高を好感して中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)が大幅に上昇した。