パソコンの世界最大手、レノボグループ(
00992)は12日大引け後、中国預託証券(CDR)の発行により、上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」への上場を計画していることを明らかにした。
科創板上場に伴い発行する新株の発行数は、新株発行後の発行済み株数の10%を上限とする。調達資金は新技術や製品、ソリューションの研究開発、関連産業の戦略的投資、運転資金などに充当する計画。
CDRの発行に当たっては、株主総会での承認や中国証券監督管理員会(CSRC)、上海証券取引所、香港証券取引所などの認可が必要となる。
レノボグループの12日終値は前日比8.93%高の8.05HKドル。