2021-01-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:7日ぶり反落、利益確定売りが優勢 短期的な相場過熱感
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.62%安の3553.96ポイントだった。深セン成分指数も0.95%安の15210.84ポイントと7営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7358億9900万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、おおむねマイナス圏でもみ合った。新型コロナウイルスワクチンの普及や中国経済の回復期待などを受けた先高観から前日まで6営業日続伸し、ほぼ5年ぶり高値で終えただけに、短期的な相場過熱感から利益確定売りが優勢。中盤には再びプラス圏に浮上する場面もあったものの、勢いは続かなかった。
セクター別では、非鉄金属、軍需関連、農業、貴金属が安い。半面、通信キャリア、通信設備、文化・メディアが買われた。
上海B株指数は0.44%高の247.36ポイント、深センB株指数は0.40%安の1105.68ポイントだった。