シティグループは最新リポートで、申洲国際集団(
02313)の投資判断を「買い」に維持し、目標株価を160HKドルから175HKドルに引き上げた。東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)の下で繊維・アパレル業界が最も恩恵を受け、申洲国際集団のように多くの国に工場を置いて売り上げの大半をアジアで上げる企業に有利と評価。申洲国際集団はRCEPに参加していない台湾の企業に対して競争優位にあるとの見方を示した。『AAストックス』が7日伝えた。
シティは、新型コロナウイルスの流行後に申洲国際集団が大口顧客4社から得る受注は力強く伸びており、同社が生産能力を増強して今年の生産を15%伸ばすと予想した。
申洲国際集団の株価は日本時間午後0時32分現在、前日比1.19%安の149.50HKドルで推移している。