2020-12-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、3400ポイント超え 酒造株が全面高
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.90%高の3409.48ポイントだった。深セン成分指数も1.49%高の14178.04ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5087億9100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた直後に切り返し、上げ幅を広げた。中国の底堅い景気と内需振興策に期待する買いが関連セクターに入り、相場を支えている。ただ、新型コロナウイルス変異種の感染が海外で拡大するなかで世界経済の不透明感が意識され、指数は心理的節目の3400ポイントを上抜けると伸び悩んだ。
セクター別では酒造が全面高のほか、食品・飲料や石炭、非鉄金属が上昇した。半面、保険、銀行、通信、公共事業が下げた。
上海B株指数は0.48%高の240.64ポイントと続伸。深センB株指数は1.28%高の1076.28ポイントと反発した。