休場明け28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に3営業日続伸。前場終値は前日比0.02%高の26391.20ポイントだった。中国企業指数は0.66%安の10361.85ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1048億5000万HKドル。
ハンセン指数は、序盤は高く推移していたものの、徐々に上げ幅を縮小した。トランプ米大統領が追加経済対策法案に署名したことが好感されたほか、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開催日が3月5日に決定したことで、政策期待も広がった。一方、中国当局がアリババ集団(
09988)傘下のアントに業務改善命令を出すなど、ネット大手に対する規制強化の動きを受け、ネット関連が売られて相場の重しとなった。
個別では、チャイナ・ユニコム(
00762)や吉利汽車(
00175)、AIAグループ(
01299)が買われた一方、アリババ集団が7%超下落。美団(
03690)やテンセント(
00700)も売られた。