2020-12-23 |
香港/投資判断/通信用機器 |
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小米集団が上場来高値、CICCは21年出荷台数52%増を予想
23日の香港市場で、中国のスマホ大手、小米集団(
01810)が高い。株価は一時32.35HKドルまで上昇し、上場来高値を更新。時価総額は米ドル換算で1000億の大台を突破した。株価は日本時間午後4時20分現在、前日比7.08%高の31.75HKドルで推移している。
『智通財経』によると、中国国際金融(CICC)は最新リポートで、2020年のスマホ出荷台数が世界全体で15億700万台に上り、前年に比べ12.1%増加すると予想した。小米集団は海外での布陣を優先させており、性能面での優位性は明らかなことから、華為技術(ファーウェイ)から海外のミドルエンド・ハイエンドのマーケットシェアを奪うことができるとみている。これを踏まえ、小米集団の2021年の予想出荷台数を前年比51.5%増の2億台(世界3位)に維持し、22年は20%増の2億4000万台に伸びると予測している。