2020-12-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、利益確定売り優勢も下値堅い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.20%安の3413.83ポイントだった。深セン成分指数は0.16%高の14157.77ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5347億3700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。前日に節目の3400ポイントを回復し、約2週間高値で終えた後とあって、利益確定売りが優勢。新型コロナウイルスが世界景気に与える打撃への警戒感や米対中制裁の強化に対する懸念が重荷となっている。もっとも、3400ポイントに近づく水準では下値が堅く、中盤以降は下げ幅をやや縮小した。
セクター別では、宝飾品、保険が全面安。石炭、航空・空港運営、鉄鋼なども売られた。半面、酒造、医療、製薬の一角が上昇した。
上海B株指数は0.28%安の240.71ポイント、深センB株指数は0.41%高の1092.61ポイントだった。