22日の香港市場で、ハンセン指数は続落して始まった。英国で新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大し、欧州を中心に渡航禁止措置が広がったことで、世界景気の悪化を警戒する売りが先行している。21日の米株式市場では、追加経済対策の関連法案を採決する見通しとなったことでダウ平均が小幅に反発したものの、香港時間きょう朝方のダウ平均先物は下落し、投資家心理を冷やしたもよう。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.23%安の26245.86ポイントで推移している。個別では、香港不動産株の九龍倉置業地産(
01997)、長江実業集団(
01113)、恒基兆業地産(
00012)がそろって下落。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)も大きく売られている。半面、スマートフォン関連の舜宇光学科技(
02382)と小米集団(
01810)が上昇。スポーツ用品の安踏体育用品(
02020)も高い。