2020-12-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、政策期待広がる 節目の3400ポイント回復
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.58%高の3414.72ポイントだった。深セン成分指数は1.34%高の14039.93ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5245億9800万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上すると、上げ幅を拡大した。新型コロナの感染拡大や米中対立の激化が警戒されたものの、16−18日に来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が開催されたことを受け、政策期待から買いが広がった。指数は心理的節目の3400ポイントを回復して前場の取引を終えた。セクター別では、宇宙開発、酒造、建材などが買われた半面、航空・空港運営、宝飾、通信などが売られた。
上海B株指数は1.15%高の241.19ポイント、深センB株指数は0.84%高の1076.27ポイントだった。