中国の石炭最大手、中国神華能源(
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11月の発電量は3.6%減の113億1000万キロワット時(kWh)だった。1−11月累計では1221億5000万kWhとなる。前年同期比の増減率は示していない。同社は1月、国電電力発展(
600795)と共同出資で火力発電会社を設立する手続きが19年1月末に完了したことを理由に、同月を比較対象に含む伸び率は誤解を招く恐れがあると説明していた。
一方、石炭化学製品の11月販売量は、ポリエチレンが35.5%増の2万9800トン、ポリプロピレンが12.3%増の2万9300トンだった。1−11月累計ではそれぞれ15.6%増の33万1900トン、14.1%増の31万トンとなった。