2020-12-16 |
香港/企業動向/証券 |
|
MSCI、中国人民解放軍との関係が深い企業を指数から除外へ
株価指数の算出などを手掛けるMSCIはこのほど、トランプ米大統領が11月に中国人民解放軍との関係が深い中国企業への投資を禁止する大統領令に署名したことを受け、10銘柄を一部指数から除外すると発表した。対象となるのは、SMIC(
00981/688981)、中国交通建設(
01800/
601800)、中国東方紅衛星(
600118)、中国鉄建(
01186/
601186)、中国中車(
01766/
601766)、杭州海康威視数字技術(
002415)、曙光信息産業(
603019)など。子会社や関連企業は除外しない。来年1月5日大引け後に発効する。一方、MSCIは新たに新興市場指数など複数の指数を公表する意向を示しており、新指数には今回除外される銘柄も含まれる見通し。『経済通』が16日伝えた。
大統領令への署名を受け、これまでにFTSEラッセルや米ナスダック、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが一部銘柄を指数から除外すると発表している。