4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.35%安の3430.03ポイントだった。深セン成分指数は0.01%安の13969.06ポイントと4営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4445億3200万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。11月の大幅上昇を受けて利益確定の売りが出たほか、米国防総省が中国人民解放軍との関係が深いとする中国企業のリストに新たにSMIC(
00981)など4社を追加したことを受け、米中関係の悪化も警戒された。セクター別では、銀行と保険が全面安だったほか、証券、石炭なども売られた。半面、酒造、非鉄金属、食品・飲料が買われた。
上海B株指数は0.06%高の242.00ポイント、深センB株指数は0.09%安の1047.52ポイントだった。