4日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。米ファイザーなどが開発中の新型コロナワクチンに供給問題が浮上し、ワクチン実用化への期待が後退しているほか、米国防総省が中国人民解放軍との関係が深いとする中国企業のリストに新たにSMIC(
00981)など4社を追加したと伝わり、米中関係の悪化に対する警戒感も広がっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.41%安の3427.90ポイントで推移している。セクター別では、石炭、銀行、保険、証券などが売られる半面、酒造、航空・宇宙などが買われている。