2020-11-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反発、予想上回る鉱工業生産を好感
週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.97%高の3342.23ポイント。深セン成分指数も0.50%高の13822.66ポイントと反発している。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4946億2500万元だった。
上海総合指数は小高く始まり、じりじりと上げ幅を拡大。前週末は4日続落し、終値は4日以来の安値だっただけに、自律反発を見込む買いが先行した。午前に発表された10月の中国の鉱工業生産が市場予想を上回ったことも投資家心理を支え、前場の高値圏で引けた。セクター別では、非鉄金属と化繊、港湾・海運が全面高となったほか、石炭、貴金属が高い。半面、ソフトウエアや通信機器、電子部品が売られた。
上海B株指数は1.42%高の252.75ポイントと5営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.66%高の959.22ポイントと反発している。