野村インターナショナルは最新リポートで、香港証券取引所(
00388)の目標株価をこれまでの435.3HKドルから462.9HKドルに引き上げ、投資判断を「買い」に据え置いた。『AAストックス』が12日伝えた。
商いが賑わう中で香港証券取引所の1日当たり売買代金は前年同期比83%増の1410億HKドルに上り、営業収益を39%押し上げたと指摘。香港証券取引所の7−9月期純利益が52%増の33億HKドルとなり、野村予想を4%上回ったほか、EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は37%増、EBITDAマージンも2ポイント上昇の79%に改善したと評価した。本土市場との相互取引が好調に推移していることや新規株式公開(IPO)の増加も好材料に挙げた。
香港証券取引所の株価は日本時間午後4時54分現在、前日比1.31%高の37.20HKドルで推移している。