2020-11-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、方向感乏しい 酒造・素材株の上昇が支え
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.09%高の3363.07ポイントだった。深セン成分指数は0.70%安の13894.81ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5365億9500万元だった。
上海総合指数は前日終値をはさんだ狭いレンジでもみ合い、方向感を欠いた。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大が嫌気される半面、ワクチンや治療薬の開発進展を見込む買いが入ったもよう。中国政府が打ち出す内需振興策への期待も根強い。セクター別では、酒造や石炭、建材、鉄鋼が買われる半面、医療・医薬、電子、ソフトウエアが売られた。
上海B株指数は0.02%安の252.06ポイントと続落、深センB株指数は0.04%高の957.03ポイントと反発した。