2020-11-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:大幅反発、ほぼ全面高 米大統領選の結果好感
週明け9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に反発。前場終値は前営業日比1.90%高の3375.05ポイントだった。深セン成分指数も2.43%高の14174.69ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6786億8300万元だった。
上海総合指数は高くスタート。次第に上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。米大統領選の結果が判明したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。中国の景気持ち直し期待が強いなか、ほぼ全セクターが上昇している。7日に発表された2020年10月の米ドル建て貿易統計で、輸出の前年同期比伸び率が市場予想を上回り、2019年3月(14.2%)以来1年7カ月ぶり高水準となった。足元の人民元高が中国本土市場への資金流入期待につながったもよう。
セクター別では、港湾・海運と空運、保険が全面高。証券、電子部品、ソフトウエアも高い。半面、宝飾品が逆行安。
上海B株指数は1.92%高の252.20ポイントと3営業日続伸、深センB株指数は0.55%高の957.93ポイントと反発した。