2020-11-06 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:5日ぶり反落、3300ポイント割れ 医療株・酒造株安い
6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日ぶりに反落。前場終値は前日比0.71%安の3296.45ポイントだった。深セン成分指数も1.22%安の13724.23ポイントと5日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5876億200万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくマイナス圏に沈むと、軟調に推移した。指数は前日まで4日続伸し、約2週ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、週末を前に持ち高調整の売りも広がった。指数は前引けにかけて下げ幅を拡大し、心理的節目の3300ポイントを下回って取引を終えた。セクター別では、医療、酒造、自動車などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、港湾や非鉄金属などが買われた。
上海B株指数は0.24%安の246.62ポイント、深センB株指数は1.01%安の949.92ポイントだった。