2020-11-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、酒造株や通信株を中心に幅広く買い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.88%高の3306.19ポイントだった。深セン成分指数も1.17%高の13818.87ポイントと4日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5039億5100万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3300ポイントを回復し、プラス圏で推移した。前日の米株高が好感されたほか、第14次5カ年計画(2021−25年)と2035年長期目標の草案公表を受け、政策期待が相場を支えた。ただ、指数は前日まで3日続伸し、10月23日以来、ほぼ2週間ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りが出て3300ポイントを下回る場面もあったものの、同水準を守って前場の取引を終えている。セクター別では、酒造、通信、自動車などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、造船や銀行が売られた。
上海B株指数は1.00%高の245.74ポイント、深センB株指数は0.91%高の955.61ポイントだった。