4日の香港市場でハンセン指数は3日ぶりに反落して始まった。アリババ集団(
09988)傘下の金融会社、アント・グループ(
06688)が5日に予定していた上海市場と香港市場での上場を見合わせると発表したことを受けて投資家心理が悪化した。また、指数は前日に約2カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りも出ているもよう。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.25%安の24877.52ポイントで推移している。個別では、アリババ集団が大幅安となっているほか、香港証券取引所(
00388)やテンセント(
00700)の下落も目立つ。半面、HSBC(
00005)や中国建設銀行(
00939)など銀行株が高い。