2020-11-03 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:続伸、一時25000ポイント超え 金融・スマホ部品株に買い
3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続伸。前場終値は前日比1.96%高の24938.44ポイントだった。中国企業指数は1.49%高の10085.10ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で712億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は高く始まり、じりじりと上げ幅を拡大。幅広いセクターで買いが優勢となり、指数が心理的節目の25000ポイントを超える場面があった。前日の欧米株式相場や、きょうの米株式先物指数と中国本土相場の上昇が好感された。10月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数がともに改善し、投資家心理が強気に傾いたもよう。
個別では、金融大手のAIAグループ(
01299)と中国人寿保険(
02628)、HSBC(
00005)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)と瑞声科技(
02018)がそろって大幅に上昇。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、香港コングロマリットの太古A(
00019)も大きく買われた。半面、電気工具の創科実業(
00669)、バイオ医薬品開発受託の薬明生物技術(
02269)、中国インターネットサービスのテンセント(
00700)が下げた。