3日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日の欧米株式相場の上昇を好感する買いが先行している。10月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数がともに改善し、投資家心理が強気に傾いたもよう。
指数は日本時間午前10時36分現在、前日比1.52%高の24831.94ポイントで推移している。個別では、大型金融株のAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)、中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)がそろって買われ、相場の上昇を主導。中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)も軒並み高となった。半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)が逆行安を演じている。